yakinikunanzan会長の事業承継奮戦記

子育てと事業承継について

新しいお肉の価値を問う食事会

お肉を食べることは、健康問題、食糧問題、環境問題の面から、とても悪いことと言われることが多いのですが、本当にそうでしょうか。
私たちは、お客様に元気をお届けする焼肉料理屋として、これらの問題に対峙し、一生懸命勉強して来ました。


2月23日に開催する食事会では、本当に自信を持ってお勧めできるお肉を、健康食・美容食としてお召し上がりいただきます。



輸入飼料に頼らず、自給飼料や放牧で、動物福祉に配慮して育てられた素晴らしいお肉を、商品として世に出せるようになるなんて、正直、まだ信じられないような気持ちですが、そういうお肉が勢ぞろいしました。


大地を耕してくれる牛さんが、人が食べないものを4つの胃で良質なタンパク質と脂肪に変えて、人の食べ物になってくれる・・・。
そんなお肉を食べることで、人も大地も元気になり、ライフストックとして食糧備蓄の可能性も広がる・・・。


そんな夢を応援する仲間たちの素敵なネットワークが広がりつつあります。

まだまだ小さな一歩ですが、生産者や研究者、お肉屋さんやレストランの仲間たちが、料理研究家や医師たちとも一緒になって「本当に体に良いお肉」の生産を支えていこうと動き出しているのです。


2月23日には、その一端をご披露させていただこうと、とても希少なお肉をご用意しています。


*国産飼料100%育ちの「近江プレミアム牛」(自給の牧草中心に、地元産のお米やオカラ、酒粕などで育てられた但馬の血統の黒毛和牛です)
*北海道の200ヘクタールの牧場で季節の野草や笹を好きなように食べて、自然放牧・自然交配・自然出産で生まれ育った「完全放牧野生牛」(純粋アンガス牛です)
有機農業を学ぶ高校生が育てた自然交配・無投薬の「愛農ナチュラルポーク」
*特別ゲストに、北海道のエゾ鹿肉。料理のできるハンターさんが提供してくださった最高級の鹿肉のロースです。


このお肉の料理を担当してくださるのは、京都のイタリアンの名店「クレメンティア」の田淵章仁シェフ。愛農ナチュラルポークを通して愛農学園農業高校の高校生の指導にも力を入れてくださっている素晴らしい方で、こんなメニューを予定してくださっています。

*前菜(三点盛)
 ・野生牛のヴィテッロトンナート
  〜ハムのように仕上げた牛肉をツナソースで
  ・野生牛のローストビーフ
ゴルゴンゾーラチーズ
 
エゾシカ肉のサラダ仕立て
〜最高級のエゾシカ肉ロースをトッピングしたサラダ
 
*野生牛のカーネデルリ(パンスープ)
 〜牛ミンチと糖質オフパンを団子にしたパンスープに野生牛の燻製をトッピング。

*旬野菜のファゴット
 〜白菜を使った旬の野菜ロール

*近江プレミアム牛のわら焼き
 〜国産・地元産の餌100%で育てられた木下牧場の近江牛を木下牧場のわらで香りをつけて焼き上げます

*愛農ナチュラルポークのモモ丸焼き
 〜ブロック肉をテーブルのロースターで仕上げ焼きして各テーブルで切り分けます

*ドルチェ


食事会に先立ち、「お肉と野菜の魅力と価値を語るセミナー」も開催します。講師は、築地御厨(つきじみくりや)店主の内田悟先生と、上記のお肉たちをプロデュースして流通をつけてくださったサカエヤの新保吉伸氏。


食事には、エーテルヴァインの一流ソムリエが、ビオワインを合わせてくださるのですが、ワインの個性を語るソムリエに負けないように、牛肉ソムリエがお肉の個性も語る…という予定です。


さらに、味覚教育のプロを養成する「日本味育協会」の代表、宮川先生が、この日の食事を五味・五感、食材と調理法の面から分析して解説くださるので、とても欲張りな食事会です。


まだ少しだけお席がございます。
お申し込みはこちらからどうぞ。http://www.nanzan-net.com/info/252